原澄治・本田實記念館

原澄治は倉敷天文台を創設した人物で、天文台創設は特筆される事業であり、他にも多くの功績を残しています。その倉敷天文台は、大正15年に開設し、当時一般の人々が望遠鏡で空を望むことができなかった時代に、広く一般に開放し、”天文一般知識を普及すること”を目的とし、現在に至っています。 本田實は、新彗星12個・新星11個と記録的な天体発見をしました。この記録は倉敷天文台というバックグラウンドと星をこよなく愛する本田實の情熱・努力の賜物です。 当記念館ではその二人を偲び・物語る品々が多数展示されています。また、大正15年の開設時にイギリスより購入した32cm反射望遠鏡も展示してあり、その姿は、当時を彷彿させる一品です。 原澄治・本田實記念館は平成5年(1993)11月21日にオープンしました。 ※要予約 館員が常駐しておりませんので事前にご連絡下さい。

住所

倉敷市中央2丁目19-10

電話番号

086-422-0001(呼)

開館時間

13:00~17:00(月・水・金)

休業日

土、日、祝日、夏期休暇中、年末年始

利用料金

無料

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倉敷天文台

体験|倉敷エリア
倉敷天文台は、一般の人が観望することができなかった大正時代に、「広く一般に天文知識を普及するため」、大正15年(1926)、元倉敷町長の原澄治氏によって設立された日本最初の民間天文台です。 観測室の規模は、東西4.4m、南北5.3mで、1.1mのレンガ造りの基礎の上に、桁高2.2mの木造下見張りの軸部が乗っています。屋根は切妻、鉄板張りで、室内の歯車のついたハンドルを回転させることにより、屋根が破風の角度に沿って東西方向に滑り降りるように開くという非常に珍しい構造をもっており、科学史上においても貴重な建物であることから、平成13年8月28日に国の登録有形文化財に登録されました。 長年倉敷天文台主事を務め、生涯に彗星12個、新星11個を発見した世界的な天文家・本田實氏(倉敷市名誉市民)は、この天文台で数多くの「新しい星」を発見しました。倉敷天文台の歴史と、本田實の研究・功績を紹介した記念館が同じ敷地にあります。 観測室の老朽化に伴い、本田實生誕100年となる平成25年に市が創立当時に近い姿で、ライフパーク倉敷に移築・復元を行っています。 なお、倉敷天文台では、建て替えた新しい観望室で、引き続き天体観望会を実施しています。 ※観望をご希望の方は1週間前までにホームページよりご予約ください。 ※天候不良の場合は、中止となります。
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